こんにちは 武田勝彦です。

皆さん、お盆はいかが
お過ごしになりましたでしょうか。

お盆のお話を切り出しながら、
なんだ?と思うかもしれませんが、
ちょっと想像してみてください。

年末年始には、

年越しをカウントダウンで祝い、
翌朝には家族全員でご挨拶周り。

テレビで新春の駅伝を見ながら、
おせち料理とお酒で良い気持ちになり、
家族で初詣へ。

帰って来る家族や親族を迎え、
皆の元気な姿を確認して一年が始まります。

そして、お盆も家族全員で
迎え火を焚いて始まる。

家族のお墓参りを各所すべてお参りし、
親戚宅にお邪魔して、
夜は皆でワイワイと賑やかに過ごす。

高校球児の甲子園での活躍に
歓声を上げて応援したり、

帰省して来たみんなと、
庭先でご近所さんと一緒に
花火を楽しんだり。

送り火を焚き、みんなでお経を上げて、
ご先祖様に日頃の感謝とご供養を差し上げる。

このような家族全員での日常は、
もしかすると皆様の周りでは
少なくなったのではないでしょうか。

母の教えと、今年のお盆

我が家では、昔から母に

「正月三ヶ日とお盆は、
絶対家族と過ごしなさい。」と
言われ続けて来ました。

だから今でも、ここに書いた通りの
盆と正月を過ごしています。

しかし、戦後80年を迎える今年、少し違いました。

静岡の御殿場市にある
小さな町・玉穂地区で、

戦没者追悼式典に参列した後、
私武田が記念講演を
させていただくことになったのです。

YouTubeで私を見てくださっていた
現役自衛官の方から、講演依頼をいただきました。

2ヶ月前の6月半ば、
今年のお盆は静岡に
仕事で行ってくると母に報告しました。

すると、予想通り叱られました。

ですが、戦没者追悼式典での講演であること、
そして依頼者が自衛官の方であることを説明すると、
母も即座に喜んでくれました。

「お盆に先祖供養ができる
お務めなら、喜んで引き受けなさい。
その代わり、家族と過ごす時間は、
別でちゃんと取りなさい!」

そう言われて、私は8月15日に講演をして参りました。

英霊たちの願い

私の周りでは、戦後80年ということもあり、
靖國神社や全国護国神社への参拝を
たくさん報告を受けました。

皆さんの多くの参拝は、
とても尊いことです。

でも、友人と行ったり、
息子さんとだけで参拝したりで、
残念ながら家族全員での参拝は、
私の周りにはいませんでした。

日頃の私は、いつものように母に叱咤されますし、
妻にも私の至らなさをいつも叱られます。

もしかすると、お勤めしていた方が
気も楽なのかもしれません。

しかし、子どもの頃から
母に言われ続けて来た家族観が、
今になって最重要であることに気づかされました。

それこそが、戦争で亡くなった
英霊たちの願いでもあるのですから。

彼ら英霊は、
ほとんどが妻をもらうことも、
我が子を育むことも叶わず、
すべてを未来に託しました。

きっと彼らが夢に見たであろう、
家族で過ごす時間を、です。

それでは、

本日もご英霊への感謝の心を胸に。
どうか皆様のご家族との時間を大切に。

ー武田勝彦